あか牛の特徴
阿蘇に代表される熊本の大自然の中で大切に育てられ、無駄な脂肪分が少ない健康和牛として益々、人気が高まっています。
阿蘇の大草原も
あか牛が守っています。
現在、あか牛の母牛、子牛の頭数は全体で約19,000頭、そのうち放牧は約9,000頭が放牧されています。
稲ワラとトウモロコシや麦、ビール粕などの配合飼料を出荷までに約4トン食べます(黒毛和牛は約5トン)。阿蘇の大草原は、あか牛が伸びた草を食べることによって草原がきれいに刈り揃えられ、あか牛が歩くことによって草原の地割れを防いでいます。
熊本県牛肉ブランド「あか牛」
現在の「くまもとあか牛」は阿蘇、矢部および球磨地方で飼われていた在来種とシンメンタール種の交配により改良された固有種で、1944年に和牛として登録されました。
あか牛は、耐熱性に優れており、放牧に適し、性格がおとなしく飼育しやすいという特性を持っています。
肉質は赤身が多く、適度の脂肪分も含み、うま味とやわらかさ、ヘルシーさを兼ね備えています。
余分な脂肪が少なく、
赤身が旨いお肉
阿蘇っ子ファーム
標高230m。自然豊かな放牧養豚場。
阿蘇っ子ファームは熊本県北部の自然豊かな高原にあります。
大学卒業後、右も左も分からぬまま、2007年2月、ほぼ独学で放牧養豚をはじめました。
始まりはたった2頭。現在は私達の目が行き届く頭数にこだわって、約90頭のあか牛たちを育てる世界でも極小規模の放牧養牛場です。
私たちの考え
人と環境の健康・健康化を未来へ繋ぐ。
それは「自然体であること」「幸せであること」「健康的であること」「地球に優しいこと」「全ての命を大切にすること」。
あか牛の健康、幸福を思い、育てる
「家畜福祉(Animal Welfare)」という言葉をご存じでしょうか。
これは、家畜を飼育する際にも、できる限りストレスを与えないようにしようという考え方で、ヨーロッパではすでに当たり前になりつつあります。
人が生きていく上で必要な、健康で美味しい肉を生産すること。これが私たちの仕事ですが、 私たちに命をくれる豚達の命も大切にしたい。 生きている間は幸せに、ストレスなく、健康に過ごしてほしい。
そして、その命に感謝していただきたい。 阿蘇っ子ファームでは、できる限り自然に近い、動物らしい暮らしができるよう、放牧というスタイルを選んでいます。
こだわりの餌
手作りの乳酸発酵ごはん。 毎日地域の病院や福祉施設から回収してきた野菜くずや、作り過ぎて余ったごはんに砕米を加えて一晩炊き上げます。その後、植物性の乳酸菌を加え3~4日置くと、豚達の大好きな主食、乳酸発酵ごはんの出来上がり。 おやつは、放牧場の草や、木の実、土中の生物や微生物、ミネラルを自分達で探して食べています。これらの心身ともに満たされた食事は、豚達の腸内環境を整え、免疫力を高めます。その結果、抗生剤などの投薬や、過度な殺菌消毒、*ワクチンに頼らずとも病気に負けない健康な豚に育ちます。
事業概要
| 事業者名 | 阿蘇っ子ファーム |
| 所在地 | 熊本県阿蘇市一の宮町宮地 |
| 代表取締役 | 篠田ケンタロウ |
| 設立 | 2014年1月 |
| 資本金 | 1,000,000円 |